「夢」とか 「自己実現」とか 「希望」とか そういう、先を見る姿勢を捨てて 目先ばかり見ていて 幸せになれるのでしょうか
大震災で、妻や子をなくした方が 元気で頑張っておられる姿を見ると 心が ぐっと熱くなる
その時、やらなければならないと考え 頑張ってやってきたことは 決して無駄にはならない 今はもうやる必要がなくなっても ずっとこやしになっているし 新しく、その時を迎えると たちまち芽を吹き出す
いつも頭の中で問題を考えている人は 接する情報の中から解決に役立つものを 選び出し、立体的に取り入れて 考えを深める 何も考えず、ただ情報に接する人は ただ平面的に受け流していくだけで 考えは深まらない
勇気ある人は、他者のために自分がリスクを取る。 臆病な人は、自分のために他者にリスクを取らせる。
困っている人がいれば、何とかできないかと反応する感性を失わずにいたい 壁にぶつかれば、何とか乗り越える方法はないかと考える姿勢を持ち続けたい できることは限られているにしても、はじめから無視したり逃げたりするのは、自分を辱めることだと思っている
セロトニンは、感動したり、おいしいものを食べたりすると、たっぷり分泌される。不安や緊張、イライラや不安感を鎮め、精神を安定させる。 オキシトシンは、スキンシップをしたり、相手の身になって行動したりするときに出る物質で、人と人の絆を深める。感染症を予防したり、痛みを緩和したりして、生きる力を深めるともいわれている。
(鎌田實『がまんしなくていい』集英社新書より)
日本がこけてしまうことを ぼつぼつ、本気で心配しなければならないようになってきた 周りの人たちが次々に殺されるあの悲惨な戦争が終わって、まだ70年しかたたず 戦争を知る人がまだまだ生きているというのに 人間は、本当に賢い生物なのだろうか
(『さぁ、言おう』2013年5月号)
う まくやれるだろうかという 不安が大きいと 過度に緊張して、うまくいかない 十分に準備して 早くやりたいと思っていると 適度に緊張して、うまくいく
(『さぁ、言おう』2013年4月号)
夢 中になってやっている間は、時を忘れる。 しかし、 時を忘れてやったことは、思い出になって長く残っている。
(『さぁ、言おう』2013年3月号)
ど んなに暗い世の中でも 希望は、必ず見付かる
希望がなければ、何事もかなわない 希望を持っていれば それがかなうこともある たとえ、かなわなくても 希望を実現すべく努力している間は 絶望しない
(『さぁ、言おう』2013年2月号)
被 災地の寒さは、とりわけ厳しい。 身体の芯から震えてくる。
私たちは、もう自然の力を十分に知りました。 だから、どうぞ、少しでもおだやかな毎日にしてください。 やわらかく微笑むような 初日のぬくもりをお恵みください。 せめて、被災地にだけでも…
(『さぁ、言おう』2013年1月号)