「自分のまちでの子ども・子育て会議のやり方などについて、参考になる話をたくさん聞くことができました」「地域の人たちとで何か始めようと思いました」
11月1日東京・田町で開いた子育て応援フォーラムは大好評であった。
東京都文京区の成澤区長、湘南市の谷畑市長ともに、子ども・子育て会議に当事者の意見を的確に取り入れようとする姿勢が感銘を呼んだ。制度設計に情熱を注いできた内閣府の長田参事官が、抵抗勢力の多い中で、何とか「地域による子育て」を実施しようと頑張っている思いも、参加者に伝わった。民間サイドの大豆生田さん、吉岡さんのお話は、感動を巻き起こした。
参加者コメントに「幼稚園→教育、保育園→預かりという考え、改めるべき」とあるとおり、乳児・幼児期は、異年齢の子どもと交わることが、もっとも効果的な人間力育成になる。各地の子ども・子育て会議では、あくまで子どもの最善の利益という観点から、幼稚園・保育園の一元化とそこでの育て方を検討すると共に、家庭での子育てを余儀なくされる子どもたちに対し地域の子育てを進めるよう、住民参加の仕組みづくりをしっかり討議してほしいと願っている。
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